公開日:2022年09月07日
福島県において、援助や配慮を必要としている事が外見からは分かりにくい方々が、周囲の方から援助を得やすくなるよう作成した"ヘルプマーク"について、次のとおり配布を行っております。
なお、"ヘルプマーク"の普及については、町民の皆様お一人お一人の御理解と御協力が必要不可欠となりますので、このマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席を譲る、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
1."ヘルプマーク"とは?
主に義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に向けて配慮を必要としていることを知らせることができるマークです。
東京都が平成24年に配布を開始したマークであり、現在では、案内用図記号としてJIS規格にも登録され、全国共通のマークとなっています。
ストラップがついており、かばん等に付けることができます。また、付属のシールに必要な支援等を記載して、マークの裏面に貼付することができます。
2.配付対象者
県内に住所を有する方で、
・義足や人工関節を使用している方
・内部障がいや難病の方
・妊娠初期の方
...など、援助や配慮を必要としている方。(手帳の有無は問いません)
3.配付場所
住民福祉課 社会福祉係
4.配付条件
(1)御希望の方に無償で配付します。
(2)お一人様につき、1個とさせていただきます。
(3)ご家族や支援者等による代理受取も可能です。
(4)郵送での配布は行いません。
5."ヘルプマーク"を身に着けた方をみかけたら
(1)電車・バスの中で、席をお譲りください。
→外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなど、同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られストレスを受けることがあります。
(2)駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
→交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
(3)災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
→視覚障がい者や聴覚障がい者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力で迅速な避難が困難な方がいます。