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劇症型溶血性レンサ球菌感染症の全国的な増加について

公開日:2024年06月17日

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 『劇症型溶血性レンサ球菌感染症』は全国的に感染者数が増加しています。 福島県内では、1月1日から6月9日の時点で23人の感染者が報告されており、昨年1年間の感染者数(10人)を上回っています。
 なお、小児が多く感染する『A群溶血性レンサ球菌感染症(A群溶連菌)』とは区別されています。

感染症の詳細について

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)(厚生労働省)

感染経路や予防法は?

・詳しい感染経路は明らかになっていませんが、傷口や粘膜から通常は菌の存在しない筋肉・脂肪組織・血液に、レンサ球菌が侵入することによって、病気を引き起こすと言われています。

・予防のため傷口を清潔に保ち、咳やくしゃみの後、食事の前などには手を洗いましょう。

どのような症状に注意すれば良いですか?

・最初に手足の強い痛みがみられることが多く、続いて発熱や消化管症状(食欲不振・吐き気・嘔吐・下痢)、咽頭痛、筋肉痛などが見られます。

・発病から病状の進行が非常に急激かつ劇的で、発病後数十時間以内には筋肉周辺組織の壊死を起こしたり、血圧低下や多臓器不全からショック状態に陥り、発病後数十時間で死に至ることも少なくありません。

・四肢の疼痛、腫脹・発熱などの疑わしい症状が見られる場合には、速やかに医療機関を受診してください。

治療法は?

・集中管理のもと、抗菌剤による治療や、壊死を起こしている部分を切除して感染の拡大を防ぎます。

・重症化のリスクを下げるためには、早期に治療を開始することが重要です。

関連情報

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(国立感染症研究所)

感染症発生動向調査週報(IDWR)(国立感染症研究所)

福島県感染症発生動向調査報告(福島県)

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉課

〒979-0604 福島県双葉郡楢葉町大字北田字鐘突堂5-6
電話:0240-23-6102

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