公開日:2014年04月17日
町長に報告書が手渡されました

3月22日、楢葉町原子力防災対策検討委員会(委員長:東京都市大学工学部教授 松本 哲男 氏)は、東京電力(株)福島第一原子力発電所事故を受けて、町が実施すべき原子力防災対策について取りまとめた報告書を町に提出しました。
これまで3回にわたる委員会において、東京電力(株)から福島第一、福島第二原子力発電所の現状及び安全対策の実施状況について説明を受けるとともに、町の原子力防災対策のあり方について検討が重ねられました。そして、報告書では以下の5項目の提言がなされました。
1 災害対策本部の機能強化に資する不断の取組
2 広域避難計画の策定
3 放射線防護対策の確立
4 新たな原子力災害対策重点区域の検討
5 原子力緊急時対応システムの見直し
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松本委員長は、「今後帰町に向けて、東日本大震災及び原子力発電所事故の教訓や反省を踏まえ、町民の安全をしっかりと確保していかなければなりません。本報告書により、楢葉町の原子力防災対策がより一層実効性のあるものとなることを期待します。」と述べ、町長に報告書を手渡しました。
町は今後、この提言を踏まえ、町地域防災計画(原子力災害対策編)の改定を行い、実効性のある原子力防災対策を講ずることで防災に強い町を目指していきます。
楢葉町原子力防災対策検討委員会報告書
楢葉町原子力防災対策検討委員会報告書
お問い合わせ
楢葉町環境防災課
TEL:0246-46-2551
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