公開日:2024年06月07日
町内でニホンカモシカの目撃情報が寄せられています。
ニホンカモシカ(画像提供:福島県)
成獣のカモシカは体長が1メートルを超え、見かけた時には驚かれると思いますが、ほとんどの場合は人を見かけると山へ帰っていきます。基本的に人に危害を与える動物ではありません。
ニホンカモシカは、国の特別天然記念物に指定されており、病気や死亡している場合には現地調査を行う必要があります。その場合は生涯まなび課(TEL:0240-25-2492)までご連絡ください。
カモシカを見かけた場合の3つのお願い
・近づかない
・逃げ道をふさがない
・立ち去る
状況別の対策・お願い
(1)通常の場合
人を襲わず、帰巣本能があるため、山に帰る道筋が分かれば自然に戻っていきます。
ただし、犬に吠えられると興奮するため、出来る限り遭遇を避けてください。
(2)怪我や病気で動けなくなっている場合
民間の鳥獣病院などに持ち込まず、速やかに生涯まなび課までご連絡ください。
(3)死亡している場合
状況の確認や各種手続きを行いますので、出来る限り動かさず、速やかに生涯まなび課に連絡してください。
(4)子ども(幼獣)の場合
幼獣の場合、一度保護(捕獲)してしまうと、野生に復帰できなくなる場合があります。発見しても触れずに立ち去ってください。
また、幼獣だけのように思えても、親が近くにいることがほとんどです。むやみに近づくと、親が威嚇してくる場合もありますので、近づかないでください。
すでに保護をしている場合には、早急に保護地点で放獣してください。