メニューを飛ばして本文へ

楢葉町

緊急・災害情報

組織別に探す

令和2年第6回6月楢葉町議会定例会所信表明説明要旨

公開日:2020年06月12日

令和2年6月10日

 令和2年第6回6月楢葉町議会定例会にあたり、各議案の審議に先立ちまして、私の町政運営にあたっての所信の一端を述べさせていただきます。
 ご承知のとおり、先の町長選において町民の皆さまのご支援を賜り、引き続き町長として三期目を務めさせていただくこととなりました。
 これは、私が平成24年に就任してからの8年間、これまで誰も経験したことのない未曾有の複合災害から立ち上がり、そして何よりもふるさと楢葉の原風景を取り戻すことを最優先に取り組んで来た町政に対し、町民の皆さまから一定の信任をいただいたものと思料するところであり、改めてその責任の重大さを痛感するとともに、今後の町政運営に対し、なお一層、身の引き締まる思いであります。

 私は、一期目の就任にあたり、楢葉町を「もとの町に戻すのではなく、復興のモデルタウンにする」ことを目標に掲げ、様々な施策を展開してまいりました。続く二期目におきましても、その実現に向け山積する諸課題に前を見据え果断に対応してまいりました。この度、三期目を迎えるにあたりましても、それらの信念と情熱はいささかも変わることなく、常に「復興のフロントランナー」であり続ける心構えであります。
 そして、町民の皆様からいただきました信頼と期待に応えるため、これからの4年間、私が取り組む基本的な姿勢について、大きく4つの項目を柱として展開してまいります。

 1点目は、【日本一の教育環境】であります。
 これまでも、情報通信機器を活用したICT教育の導入や各分野で活躍できる人材を育成することを目的として導入した起業体験キャリア教育など他に類を見ない先進的な教育に取り組んでまいりましたが、これらに加え、昨年協定を締結した学校法人勿来中野学園との交流を最大限に活用した質の高い新たな幼児教育の提供に取り組むなど、引き続き多くの人に「楢葉で教育を受けさせたい」「楢葉の学校に通いたい」と思われるような魅力ある学習環境づくりに継続的に取り組んでまいります。

 2点目は、【農業の再生】であります。
 町の基幹産業である農業の再生なくして町の復興はありえません。
 これまで営農再開に向け農地の復旧・保全活動などの取り組みを行ってまいりましたが、今後さらなる農業の再生と発展に向けて、甘藷の一大産地化や施設園芸農業を積極的に展開し、営農者の営農意欲の向上と持続可能な力強い農業の実現を目指し農業施策に取り組んでまいります。

 3点目は、【健康増進とスポーツの振興】であります。
 震災前の楢葉町は、「Jヴィレッジ」に象徴されるようにスポーツの盛んな町でありました。健康で豊かな町を築くためにもスポーツの町ならはを再生し、町民の健康とコミュニティを維持するために、「Jヴィレッジ」や「ならはスカイアリーナ」を中心としたスポーツを中核としたまちづくりと地域活性化に取り組んでまいります。

 4点目は、【ならはの新たな魅力の創造】であります。
 町には、「Jヴィレッジ」や「ならはスカイアリーナ」などスポーツ施設が充実していること、また、「天神岬スポーツ公園」や「木戸川渓谷」など魅力ある資源があること、さらには、「Jヴィレッジ駅」の常設化や「ならはスマートインターチェンジ」の供用により交通面での利便性が格段に向上していることなどから、これらの資源を最大限に活用し、「行ってみたい町」「住んでみたい町」と思われるような魅力あふれる楢葉町の創造に取り組んでまいります。

 先般、政府においては、復興庁を10年間延長すること、また、財源についても東日本大震災復興特別会計を継続することを決定いたしました。震災からの復興にはまだ課題も残されており安堵する一方、自治体の自立と責任が強く求められることも事実です。さらに、町の財政状況は厳しさを増し、少子高齢化に加え、震災による人口減少も相まって、地域活力の減退なども危ぶまれます。
 これらに加え、国内における新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により製造業をはじめとした、様々な業種において生産活動の停滞、資金繰りの悪化、雇用の維持困難などの課題が拡大しており、町民の皆様の生活にも少なからず影響を与えはじめており、今後これらの状況が一刻も早く改善することを願うものの、しばらくは景気が低迷するものと見込まれます。
 このような中、町が持続的発展を遂げるためにも、「行政組織と行政サービスの質の向上」と「財政基盤の安定」を図るため行財政の改革に取り組むとともに、今ほど申し上げました4つの柱に加え、地域資源を最大限に活かした施策をより一層進展すべく第6次楢葉町勢振興計画の策定を進めているところであります。
 それらの観点からも、これからの4年間は、将来の楢葉町を形づくる上で大変重要な時期であり、後世にしっかりと楢葉町を引き継ぐことができるよう、町民の皆様の声にしっかりと耳を傾けながら町政を進めてまいります。

 楢葉町は、未曾有の大災害を受けた過酷な状況の中にあっても、希望を失わず様々な種を蒔いてまいりました。そして、幾多の困難を乗り越えようやく芽が出て今まさに生長し始めました。それらが確実に成長し、楢葉町の発展と、町民の皆様の幸せな生活となって結実するよう、私に与えられた4年間の任期を粉骨砕身全力を傾注してまいる所存でありますので、議員の皆様のより一層のご支援・ご協力を心からお願い申し上げまして、私の所信表明とさせていただきます。

このページに関するお問い合わせ先

総務課

〒979-0696 福島県双葉郡楢葉町大字北田字鐘突堂5-6
電話:0240-23-6100

メールからのお問い合わせ